甲斐駒ケ岳2011冬


去年3月の残雪敗退より、今年は1月のリベンジを誓ってました。
て言うか、誓っていたのを忘れてました。
年明けの土曜日を休む訳にいかず、ワリカンマケの餅つき&BBQに行けず。
帰宅後にせっせと出発準備。
アルファ米2個は買ってありましたが、その他の食材は途中で調達。
2時間半で甲州街道沿いの白州のコンビニに到着。
ここはトラック運転手の仮眠所にもなっているので、駐車場広い。
俺も一番隅っこの暗い所に停めて、持って上がらないワイン半分で晩酌。
翌朝食もここで買い(弁当温め、味噌汁の湯をもらい)次はトイレを借りて軽量化。
到着から出発まで3回も利用させてもらい、お世話になりました。

まだ暗いうちから登山開始し、今回は休憩込み8時間で七丈小屋に到着。
去年9時間もかかっていたのに、雪質の違いとダブルストックのおかげでしょう。

日曜日に入山した人は、俺の他には初老の男性二人組み(小屋泊)だけ。
土曜日入山で日曜日下山の人が多く、18名とすれ違いました。
あと連泊して月曜日に下山するだけの人も10数人いたようです。

つまり、月曜日の早朝に登頂するのは俺だけ?!
一晩サラサラと降り積もった雪は、パフパフパウダーで前日のトレースを消し。
尾根筋に出るまでのラッセルは辛かった… 出てからは風との戦い。
しかし、4度目の黒戸尾根、2度目の雪中行ですからルートは分かってます。
「大岩を左にトラバースして」っとファインディングしていたら、
その大岩の陰から単独男性が出て来て、行ってはいけない黄蓮谷左股の方に。
あわてて「おはようございまぁ〜す」と呼びとめ、近づいて行く距離10m。
聞けば甲斐駒の向う側、長野県伊那市戸台から登り、六方石のところでテン泊。
装備を全部背負って、黒戸尾根を下るそうです。
電車やタクシーを使うなら、その手もありか。もしくは2台の車で…

ちょうど核心部でのすれ違いになったのだが、宝剣の岩上部は強風でトレース残ってなし。
でもクラストしていて、アイゼンの歯が利いて歩きやすいから大丈夫。
ここまで来たら、転倒滑落にだけ注意して慎重に登るだけ。

天気晴朗なれど風強し… 雲一つ無い、まわりの山がぜぇ〜んぶ見える。
山頂には俺一人。
さっきすれ違った人が、1月10日の初登頂だけど、黒戸尾根側からは俺だもんね。
宝剣の岩まで下りてきたら、初老の男性二人組みが登って来た。
「一人でラッセル大変だったでしょ」と労わられたが、そんな距離でもなく恐縮です。
下りはそのラッセル部分をシリセードで、ダーーーっと滑り降り。

テントで昼食を取ってから撤収。これが案外時間くってしまい、小屋出発が13時に…
途中2回の休憩(ピッケル収納、ストックを出し、アイゼン収納)で4時間。
薄暗いがライト点けずに歩けるギリギリ、17時に車に着いたけど、
着替え終えた時には、とっぷりと日が暮れて暗闇になってました。

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