60d6d697.jpgすぽとんで法螺貝の話をしたので、検索してみたらありましたよ。和歌山の「串本海中公園」HPに画像付で。作り方って言っても、要はあの巻貝の螺旋状の身をどうやって抜くか?なんですけど。

この大きな身を殻から上手に抜くのははなはだ難しい。殻が細長いので下手をすると尻尾の部分が殻の中に切れて残ってしまい、万が一そうなると笛には適さなくなります。

笛には適さなくなります・・・って表現が良いですね。もっとぶっちゃけて言うと、もしも身が残って腐ったら「臭くって吹けたもんじゃない」ですね。
さて、もしも貴方がホラガイを生きたまま入手出来たとしたら、まずは台所のシンクなどに放って、良ぉ〜っく観察してみて下さい。←画像のホラガイは好物のオニヒトデを食っているところです。左側に出ている、黄色いマダラ模様の身の部分…これ海の中だからこんな色に見えてるんですよ…陸に上げて、蛍光灯の下で見た日にぁ〜もぉ!ドギツイオレンジのマダラ模様がエグいんですから。
最初は当然貝の中に身を隠し出て来やしません。しかし、部屋を暗くしてしばらくすると、シンクに貝が当たってゴンッとか音がして行動を開始します。そこで一気にライトアップ!「ギョエェェ〜〜〜!」気持ち悪ぃ〜筋肉をパンと張って、ヌタァ〜っと移動してますから。しかも、中身でかいですよ。どうやってこの身が貝の中に納まっていたのか不思議。小柄な女性の肘から指先くらいはありますからね。
観察が終わりましたら、用意しておいたタコ糸を2重3重にして、胴体の部分に巻いて、再び隠れられないくらいに強く縛ります。そしたら軒先や物干しにタコ糸の端をかけて吊るします。下には貝が何時落ちても良いように、緩衝材(新聞紙丸めたりして)を用意しておきましょう。海から上がったホラガイが貝に隠れられない状態では、風前の灯…可哀想でもありますが。
お亡くなりになってからは、こちらが耐える番です。何?何って…ニ・オ・イ…ですよ。こんだけ大きな肉が腐って行くのですから、尋常なニオイじゃござんせん。都会の集合住宅でやろうものなら、殺人死体遺棄事件と間違えられても文句は言えません。かく言う私も、女房に「もうお願いだから止めて!」と迫られ、しぶしぶ前の空き地に埋めたくらいですから。もうその空き地には住宅が建ったので、あの貝が出てくることもないのですが。
もしもその悪臭に耐えられて、腐った身から貝がズルリと抜け落ちたら。大鍋で良ぉ〜く煮てやって、体液の残りカスや他の汚れを取ってやれば、置物にして飾るも良し、鉢植えの鉢にしても良し、法螺貝そのものにして修行に携行しても良し。どう使うかは貴方しだいです。