a069ec47.jpgハングリータイガー 創業は1969年って言うから俺が8歳の頃にはあったんだけど、大学生として神奈川にやって来た時に初めて食べた記憶がある。それからバブル期には神奈川・東京で全19店舗のチェーン展開で一世を風靡?したものだ(現在では本支店合わせて4店舗)赤身の多いオージービーフ100%ハンバーグをパキスタンの岩塩で食べる。ボール状に焼いたハンバーグをテーブルに置いた鉄板の上で2つに切り分け、中まで火を通し、グレービーソースの飛沫をペーパーナプキンで遮る、この動作がまた食のアミューズメントとしても楽しいのだ。今日は会社の若い衆を連れて、保土ヶ谷(本店)にランチ食いに行ったんだけど、本店の楽しみは他にもある。何が楽しいのかは…
保土ヶ谷本店には多くの従業員が働いているが、ウエイター&ウエイトレスの親分ってぇか、チーフなのか、一人だけ蝶ネクタイをした「おじちゃん」と呼びたくなるような、白髪短髪の人がいる、推定年齢59歳。行けば(居れば)すぐ判る、何しろ声がデカイ。んで、何が楽しいのかって言うと、このおじちゃん。厳つい風貌で声がデカイのに「お・か・ま」なのだ、いや、もしかしたらオカマじゃないかもしれないけど、喋る言葉がオネェ言葉なのだ。「ようこそいらっしゃいました」「今日は何になさるの?」「うん、はい、あなたは?」「はい、はい、あらやだ、あたしわかんなくなっちゃったわ!やぁ〜ね」「ごめんなさい、もう一回聞くわね…」すべてオネェ言葉で進行する。もう一つ可笑しいのは、料理を持ってくる時のおじちゃん、必ず…必ず…頭に「美味しい」を付けるのだ。「おまちどうさま、美味しいハンバーグでございます」はまだ良いとしても「美味しいライス」「美味しいサラダ」「美味しいオレンジジュース」しまいにゃ「美味しいお水」ときたもんだ。もう可笑しくて可笑しくて笑っちゃいそうになるんだけど、本人大真面目だから失礼の無いように普通に注文するんだ。 だが、このブログを読んで、行って見ようと思った人に注意しておきたい。年いったオカマさんは結構せっかちで、まごまごオーダーしてると「あらやだ…何よこの人!」って嫌われちゃうかもよ。